見田宗介・上野千鶴子・内田隆三・佐藤健二・吉見俊哉・大澤真幸(編)『縮刷版 社会学文献事典』弘文堂

「知る人ぞ知る」と言われた事典の縮刷版。社会学とその関連分野の基本文献(100点)・重要文献(約900点)の内容を要約したもの。普通の人は何百冊も読んでいられないので、便利。

本多勝一『日本語の作文技術』朝日新聞出版

読みやすい文章を書くために。特に読点に関する考察が面白い。この本も中高生の頃に読んで感銘を受けたもののひとつ。さらに専門的なことを知りたくなったら石黒圭『よくわかる 文章表現の技術』全5巻を読むとよさそう。

寺田寅彦『寺田寅彦随筆集(全5巻)』岩波書店

賢い人の文章は読んでいて心地よい。自分まで頭が良くなったような錯覚に陥らせてくれる。夏目漱石の弟子だけあって文章もきれいで、「随筆」の中では最も好きかもしれない。

瀬尾幸子『おつまみ横丁-すぐにおいしい酒の肴185』池田書店

定番の「おつまみ」を大量に紹介した小冊子。1ページに一品、簡潔な文章でレシピが記載されている。説明文が簡単すぎるので、この本を活用するには多少の料理経験が必要だが、特別な材料など使わないシンプルな料理が多く、なかなかに実用的である。

テリー=イーグルトン『文学とは何か(上・下巻)』岩波書店

1983年に出版された『文学とは何か』もすっかり“古典”のようになった印象。2014年に文庫化され値段も安くなった。一般向けに書かれた概説書ではあるが、最低限の人文学の素養があったほうが読み進めやすい。文芸批評や文学理論はあまり人気のない分野のようだけれど、私はむしろ大好物。

ビクトリア=フロムキン・ロバート=ロッドマン・ニーナ=ヒアムズ『フロムキンの言語学 第7版』ビー・エヌ・エヌ新社

言語学の教科書。この学問は多方面に影響を与えているので、概要だけでも把握しておくこと。しかし分厚い。

花村太郎『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』筑摩書房

独学者のバイブル。長らく古書でしか手に入らなかったが、2015年に文庫化された。モチベーションの保ち方や書斎の作り方・読書の方法から執筆のやり方まで、およそ知的生産術に関する全てが網羅されている。費用対効果の高い内容である。