毛沢東『実践論・矛盾論』岩波書店

毛沢東による弁証法的唯物論の解説。この手のマイナーな選書は、高校生あたりに愛読していた本である場合が多い。こういったものは、なかなか捨てらない。

ノーム=チョムスキー『言語と精神』河出書房新社

チョムスキーの代表的著作の一つ。『フロムキンの言語学』が終わったら読む予定。いつになることか。

かとうひろし『マンガのマンガ 初心者のためのマンガの描き方ガイド ストーリー構成編』銀杏社

文章にしたシナリオをネームに落としこむ方法など、実制作に役立つ解説。有用。

竹沢尚一郎『人類学的思考の歴史』世界思想社

『人類進化大全』が形質人類学の教科書だとすると、こちらは文化人類学が成立し、更に発展していく過程を追ったもの。まだ全部は読めていない。

クリフォード=スワルツ『物理がわかる実例計算101選』講談社

いわゆる定量解析例題集。「世界には幾つマンホールの蓋があるか概算せよ」といったたぐいの設問に答える方法。

平野由希子『おつまみワイン亭-すぐにおいしい葡萄酒の友119』池田書店

『おつまみ横丁』の洋食編。ただし材料・調理法ともに少し難易度が上がる。

石黒圭『文章は接続詞で決まる』光文社

『よくわかる文章表現の技術(全5巻)』をいずれ読みたいが、とりあえず同著者の小冊子であるこちらから。

世阿弥『風姿花伝』岩波書店

芸道についての考察。教育・学習論として読んでも得るものが多い。

江坂遊『小さな物語のつくり方』樹立社

星新一の弟子が教えるショートショートの作り方。具体的かつ実践的な内容が多く、類書の中では群を抜く。

手塚治虫『マンガの描き方』光文社

「漫画の神様」による指南書。使う道具から案の出し方、シナリオの作り方に絵の描き方まで、タイトル通り「漫画の描き方」全般を扱う。しかし改めて読むと手塚先生、ディズニーの影響が大きい。

丸山健二『まだ見ぬ書き手へ』朝日新聞社

創作活動への強烈なアジテーション。修行僧のようだが。

梅棹忠夫『知的生産の技術』岩波書店

この本から生まれた「知的生産」という言葉も、すっかり定着した感がある。

本多勝一『殺される側の論理』朝日新聞社出版局

「~される側」と「~する側」というキーワードを軸とした文章が収録されている。

佐藤信・高埜利彦・鳥海靖・五味文彦『詳説日本史研究』山川出版社

学校で使う山川の教科書を少し詳しくした本。読み返してみると、長大な歴史をよくこの500頁くらいに押し込めたものだと感心する。図版や写真も豊富でよく出来ている。

ルートヴィヒ=ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』岩波書店

基本図書。論理実証主義運動に多大な影響を及ぼした。大変に読みづらい。

ダレル=ハフ『統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門』講談社

読み物風の統計学入門。テレビや雑誌の「なんちゃって科学論説」がいかに恣意的にデータを使っているのかよく分かる。1954年に出版された本だけれども未だに有用。

瀬尾幸子『おかず食堂-すぐにおいしい朝・晩ご飯150』池田書店

『おつまみ横丁』の姉妹編でおかず版。こちらも簡単なレシピが多く実用的。関係ないが姉妹編はあるのになぜ「兄弟編」がないのかと思って調べたら、「本」が女性名詞だったからだそうな。「処女作」なども同様の理由。

Nick Farwell『Minecraft 公式レッドストーンハンドブック』技術評論社

子供向けのほのぼのとした文体であるにも関わらず、「Tフリップフロップ」だとか「パルス短縮機」だとかいう論理回路の用語が普通に出てくるアグレッシヴさを楽しめる。

堀田善衞『インドで考えたこと』岩波書店

未読。1957年のベストセラー。青春旅行記のような内容だと想像しているがどうなんだろう。

中村元『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波書店

これまた分類に困る本。哲学でもあるし、宗教でもある。私の場合は例によって歴史の棚へ。

橋本陽介『ナラトロジー入門―プロップからジュネットまでの物語論』水声社

物語論の基礎を学ぶために。ナラトロジー、最近はあまり流行らないようです。学問も流行り廃りが激しいね。

イマヌエル=カント『啓蒙とは何か』岩波書店

カントを読む場合の入門書的位置づけらしい。昔読んだ気がするが、内容をすっかり忘れている。要再読。

マックス=ウェーバー『社会学の根本概念』岩波書店

社会学分野の基礎文献。昔から何度か読んでいるけれども、まだ十分理解したとは言えない。社会学の基礎概念をひとつひとつ定義しなおしていく。

中谷宇吉郎『科学の方法』岩波書店

「科学的である」とはなにか、という問いに答えるのは案外難しい。「その考え方は非論理的だ」とか「科学的に証明された事実である」といった物言いをしたくなるときに、もう少し精密に考えるクセをつけるようにしたい。新書なので読みやすくて良い。

町田貞子『暮し上手の家事ノート』三笠書房

家事を“本気”でやると、けっこう奥が深いということが分かる本。類書との違いは記述が文章中心で、論理的であること。「大人の条件」の一つが「身の回りの世話を自分で出来ること」だとすれば、最低限ここに書かれているような技術は習得しておきたいものである。