J=M=ロバーツ『図説 世界の歴史(全10巻)』創元社

世界史通史の中でロバーツのシリーズを選んだ理由は次の通り。①初学者向けで、大部に過ぎない。②比較的新しい(2002年)。③珍しいことに一個人による著作である。西洋人の書いた歴史書のご多分に漏れず、欧米中心主義に注意。

中央公論新社編集部(編)『哲学の歴史(別巻 哲学と哲学史)』中央公論新社

「哲学」の教科書で最もスタンダードなこのシリーズ、全12巻(+別巻1)という大ボリューム。通読するのは時間的に不可能なので、とりあえず別巻「哲学と哲学史」だけ買っておく。

稲田浩二・川端豊彦・三原幸久・大島建彦・福田晃(編)『縮刷版 日本昔話事典』弘文堂

日本の「口承文芸」つまり昔話・神話・伝説・語り物について、話型・モチーフ・構成要素などで分類、解説した小さな事典。昭和52年刊。昔話の物語類型について知りたくて購入したので「文学理論」の棚に置くことにする。

やまぐちせいこ『少ない物ですっきり暮らす』ワニブックス

minimalism」という用語は近年、生活様式の一種を指すようになったらしい。最強の ミニマリスト(和製英語)は、やはり「樽のディオゲネス」だろう。

幸田露伴『努力論』岩波書店

露伴流「幸福論」。「不如意のこと常に七、八分なる世」であったらしい明治末・大正初期の読者のために書かれた。

東京都総務局総合防災部防災管理課(編)『東京防災』東京都

東急ハンズで山積みになっているのを見かけ、130円だったので購入。災害対策に。巻末には何故か、かわぐちかいじの漫画が載っている。

サマセット=モーム(編)『世界100物語(全8巻)』河出書房新社

モームが選ぶ名作短編小説100篇。時期は19世紀初頭から20世紀初頭まで。小説は暫くの間これだけで十分、と思えるほど量が多い。すごく場所をとる。

白川静『漢字―生い立ちとその背景』岩波書店

古代漢字研究の第一人者である白川静先生による、漢字学入門書。

萱野茂『アイヌの碑』朝日新聞社

自身もアイヌ民族であり、アイヌ文化研究者の萱野茂さんの自伝。日本と日本人について考えるときに、避けて通ることができないのが沖縄とアイヌである。

藤永茂『アメリカ・インディアン悲史』朝日新聞出版

著者は物理化学者だがコンラッド『闇の奥』を翻訳するなど、一貫して「西洋文明の闇」とでも言うべき面に興味があるようだ。

福井健策『著作権とは何か―文化と創造のゆくえ』集英社

芸術文化法・著作権法を専門とする弁護士による著作権の解説。この分野の基本的な考え方を学ぶために。

藤沢晃治『「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール』講談社

交通標識や家電の取扱説明書などを例にあげ、なぜその表示が「分かりにくい」のか、どうしたら「分かりやすく」改善されるのかを解説する。

島崎信『一脚の椅子・その背景―モダンチェアはいかにして生まれたか』建築資料研究社

椅子が欲しくなったのでこんな本を買ってみた。本書の内容とはまったく関係ないが、多くの「読書論」で読書椅子の重要性に触れていないのが意外に感じる。

吉村武彦・吉田孝・保立道久・五味文彦・今谷明・深谷克己・田中彰・由井正臣・鹿野政直『岩波ジュニア新書 日本の歴史(全9巻)』岩波書店

日本史通史にもいろいろなシリーズがある。岩波ジュニア新書は高校生向けだが、そこそこ難しい。

前田富祺(監修)『日本語源大辞典』小学館

日本語の語源学は想像していたよりも研究が進んでいないようで、この辞典でも複数の学説を併記する方法が採られている。語源説が5つも6つも並ぶので役立つかどうかは微妙だが、これは著者の責任ではない。

ジャン=ジャック=ルソー『孤独な散歩者の夢想』新潮社

自伝その三は哲学者・政治学者であるルソー。えらく厭世的だが、こういう本も読んでおかないと苦難に対する耐性がつかない。

マルクス=アウレーリウス『自省録』岩波書店

自伝その二はローマの哲人皇帝・マルクス=アウレーリウス=アントニヌス。正確に言えば自伝ではなく箴言集のようなものだが。

ベンジャミン=フランクリン『フランクリン自伝』岩波書店

書架に並んでいる本を眺めていたら、自伝・伝記に類するものが抜けているのに気がつく。有名どころを3冊購入して小説・随筆の棚に入れておく。まずはベンジャミン=フランクリンの自伝から。アメリカ合衆国の政治家・学者。現代のビジネス書なども、この本からネタが採られていることが多いそうな。

大内兵衛・谷川徹三・朝永振一郎・久松潜一・務台理作監修『世界名著大事典(全8巻)』平凡社

古今の「名著」と呼ばれる本を解題した事典で、項目数およそ11,000点。1960年に出版された。世の中にどんな本が存在するものか、おおまかに知ることができる。古本を一万円ほどで購入。

アンドレ=バーナード『まことに残念ですが…―不朽の名作への「不採用通知」160選』 徳間書店

現在では大作家と呼ばれるような作者に対する、編集者や出版業者たちの「断り状」を集めた本。たいていボロクソに言われている。

松田 徳一郎(著, 編集)・東信行(編集)・豊田昌倫(編集)・原英一(編集)・&4 その他『リーダーズ英和辞典 第2版』研究社

収録語数が多いことに定評のある英和辞典。第2版が古本で安く売っていたので購入。定価8208円が数百円である。

深井晃子(監修)・文化出版局(編集)・文化女子大学教科書部(編集)・大沼淳&1 その他『ファッション辞典』文化出版局

ファッション用語を豊富な図や写真とともに解説してくれる。靴や洋服に関する語彙が不足しているので購入。

ジャック=ハム『動物の描き方』建帛社

ハム先生の描き方講座、動物編。これも文章量が多い。

佐々木健一『美学への招待』中央公論新社

未読。書名の通り美学の入門書。薄い新書なのですぐに読めそうなものだが、他の積ん読消化に忙しい。

ヤン=シュヴァンクマイエル『シュヴァンクマイエルの博物館―触覚芸術・オブジェ・コラージュ集』国書刊行会

チェコのアニメーション作家であるシュヴァンクマイエルの造形作品集。「ものを創る」という欲求の、ドロドロとした根源を思い出させてくれる。