インターネットやスマートフォンのない古代ギリシャ時代、「記憶術」は基礎教養のような扱いだったとか。本を読み進めていると「最初のページに何が書いてあったのか忘れてしまう」程度の記憶力の持ち主なので、とりあえず一冊、この分野の本を持っておく。
インターネットやスマートフォンのない古代ギリシャ時代、「記憶術」は基礎教養のような扱いだったとか。本を読み進めていると「最初のページに何が書いてあったのか忘れてしまう」程度の記憶力の持ち主なので、とりあえず一冊、この分野の本を持っておく。
『魔法 その歴史と正体』と同様、『グリム童話集』を読むための補助教材として購入。127頁の小冊子だが、けっこうキッチリとした西洋史研究の本。「魔法」にしろ「中世ヨーロッパ」にせよ全く馴染みのない分野で、知らないことが多く興味深い。
『魔法の歴史(The History of Magic,1948)』の全訳。「西洋の魔法」についてはこれ一冊あれば良いと思えるほど、網羅的に解説されている。『グリム童話集』にやたらと出てくる「魔法使い」のイメージを掴むために購入。『幻獣辞典』の序文を再び引用。「誰しも知るように、むだで横道にそれた知識には一種のけだるい喜びがある」。
世界で最も有名な童話集。初版と第七版では内容が少し異なるようだが、改変の度合いがより少ないであろう前者を選ぶ。『遠野物語』など読むと情景が浮かびやすいのだが、ヨーロッパの民話は今ひとつイメージが湧きづらい。もう少し西洋史を学ぶ必要を感じる。
1958年に書かれた日本語方言に関する研究。作文技術や言語学などに興味があるので、「方言」についても学んでおこうと思い購入。古い本だけれど方言研究の基礎的な内容がコンパクトにまとめられていて良い。
1982年刊『日本人は「日本的」か―特殊論を超え多元的分析へ』を増補・文庫化したもの。「日本人論」を題材とした、社会学的分析の実例を学ぶために購入。『知的複眼思考法』『日本の思想』『日本の社会科学を批判する』『ナショナリズムの歴史と現在』などと一緒に本棚へと置いておくべき内容。
法哲学・法思想の初学者向け入門書。法学関係のテキストがないことに気がつき、まずは簡単そうな本を選ぶ。政治学や経済学、倫理学などでお馴染みの哲学者たちが登場するため、意外と読みやすい。本書を読了したら「判例六法」なども購入したいところ。
「語録。著者は唯円とされる。1巻。本文18章のうち前半部は親鸞の語録、後半部は当時おこっていた異議に対する唯円の意見を述べている。他力本願・悪人正機など、親鸞自身の信仰告白を伝える」(角川日本史辞典)。仏教書の基本図書のひとつ。
エーコとカリエール(フランスの脚本家・俳優・著作家)という二人の博識による、書物をめぐる対談。本好きの端くれとしては買わざるを得ない。分類に困る本だが、内容を「メディアの形式に関する議論」と(強引に)解釈して「文学理論」の棚に入れる。
1983年に出版された本で原題は『虚偽の人々』。本文中でも度々引用される、フロム『悪について』(1964年)を踏まえつつ、また別のアプローチで「邪悪」について考察したもの。ペックの主張する「悪」の原因は「怠惰とナルシシズム」である。今ならば「発達障害」「パーソナリティ障害」などの概念で解釈できそうな事例もあるが、「科学は善悪の問題を避けるべきではない」という主張は現在でも珍しい気がする。
スーパーマーケットで安いステーキ用牛肉(オーストラリア産)が売られており、焼いて食べてみると思いの外悪くない味。肉の料理法をきちんと学んでから調理すれば、より美味しく頂けるだろうと評判の良さそうなレシピ本を買ってみる。しかし料理本が増えすぎである。
『臨床心理学』と同じく「New Liberal Arts Selection」シリーズより、認知心理学の教科書を購入。心理学の枠組みは「生物学的・行動的・認知的・精神分析的・主観主義的」に分けられるが(『ヒルガードの心理学』)、そのなかでも認知心理学は人間の「高次認知機能」を研究対象とする。2014年に邦訳の出た『カンデル神経科学』と一緒に読めば理解も深まりそうだが、この本がまた高価(15120円)で困る。
ショーペンハウエル最晩年の著作『筆のすさびと落穂拾い』(1851年)の中の一遍、『処世術箴言』を訳したもの。「緒言」からして「幸福論という言葉そのものがバナナの叩き売り式の美辞麗句にすぎない(後略)」といった調子で、あいかわらずのショーペンハウエル節を楽しむことができる。
地政学の辞書的な意味は次の通り。「民族や国家の特質を、主として地理的空間や条件から説明しようとする学問(後略)。」(デジタル大辞泉)。一応教科書を購入しておくが、これもしばらくは積読になりそう。
アメリカ合衆国における倫理学の定番教科書のひとつ。「道徳哲学」という言い方を初めて聞いたが、辞書によると「倫理学の一部門。道徳の起源や発達を経験的に研究するのではなく、その本質や原理の研究を主題とするもの」(大辞林)だそうだ。本書の方が新しそうなので、加藤尚武『現代倫理学入門』と差し替える。
1996年に小学館から出版された「1巻もの」の日本地名百科辞典。総ページ数1327、定価14200円という立派な本だが、古いためか1000円もしない価格で投げ売りされており、つい購入。今となってはこの種の調べ物、インターネットや電子辞書を使ったほうが手っ取り早いのだろうけどねえ。
「上方落語界を代表する人気噺家」である桂枝雀(2代目)が「笑い」について分析した本。「緊張の緩和」の理論と「サゲの四分類」はけっこう有名。「鷺とり」「宿替え」「八五郎坊主」「寝床」「雨乞い源兵衛」の5つの噺と、小佐田定雄さん(演芸・落語・狂言作家)との対談が交互に掲載されている。
テニスを題材としたコーチングの教科書。1972年初版の古い本だが、今でも売れ続けているようだ。が、これも積読中。
臨床心理学者のアルバート=エリスが1955年に提唱した「論理療法」を易しい言葉で解説した、一般向け書籍。論理療法は認知行動療法の基礎を築いた技法のひとつ。読むだけで「認知のゆがみ」を多少なりとも修正することができる、即効性の高い内容。
文学史や創作論の類を読んでいると「演劇」に関する話題(アリストテレスの『詩学』とか)が出てくることが多々あり、その辺を補うために。1978年に出版された古い本だが、私のような用途であればこれ一冊で十分だと思われる。しばらくの間は「積ん読」になりそうではあるが読了したら改めて感想を書く。
悪筆で、下手をしたら自分でつけたメモ書きすら読めないことがある。そこで簡単そうな書写の教科書を買ってみた。基本原理が3つだけというシンプルさがよろしい。すなわち「横画は6°右上がり」「文字の右下に重心をかける」「点画の間隔を等しくする」。これで少しでもノートの可読性が上がるといいなあ。
「メタフィクションや“実験小説”」を包括的に扱った書物が2017年1月に出版されているのを発見。著者の専門は「トマス=ピンチョンをはじめとした現代英米文学」である。「はじめに」によれば「日本語で“実験小説”という語をタイトルに掲げて扱った案内本や論考は、管見の限り見当た」らないそうだ。さんざ探しても見つからないわけである。
メモを取ったりノートを作ったりする際に誰もが自然とやっているであろう、「図を描いて考えること」の意味を改めて分析・解説した本。著者による「図のパターン」の分類は「因数分解・マトリックス・表・比較・線表・コンセプト・プロセス」の7つである。
本文全てが手描きというユニークな「漫画の描き方」。アイデアの作り方やネーム作成の実際が分かりやすく解説されている。著者は京都精華大学マンガ学部マンガ学科専任教員。ついでに短編マンガが20ほど掲載されており、お買い得。
福祉・教育・医療従事者などに向けて書かれた「傾聴術」の入門書。『議論入門―負けないための5つの技術』と同じく、コミュニケーション技術向上のために購入。「傾聴紙上レッスン」が分かりやすくて良い。