言わずと知れた『不思議の国のアリス』の続編。両方揃えておかないと落ち着かないので、こちらも本棚に置いておく。「アリス」は哲学や言語学、脳神経科学その他の学術系の本でも頻繁に話題にのぼる印象。
言わずと知れた『不思議の国のアリス』の続編。両方揃えておかないと落ち着かないので、こちらも本棚に置いておく。「アリス」は哲学や言語学、脳神経科学その他の学術系の本でも頻繁に話題にのぼる印象。
橋本治さんが死去したとのニュース。名前は存じ上げていたが著作に接したことがなく1冊読んでみることに。色川武大『うらおもて人生録』を買おうと思っていた矢先だったため、“人生”つながりで本書を選んだ。なんとなく人生論の類を読みたい気分だったのである。
カルヴィーノ、コルタサルに続いてヘンリー=ジェイムズの短篇集を購入。これも『実験する小説たち』を参考に選んだもの。2017年に出版されたばかりの文庫本である。内容とは関係ないけれど特に分厚いわけでもないのに、定価が2000円もして驚く。なんでこんなに高価なのだろう。海外小説は数が売れないのかしらん……。
社会学者の菅野仁さんが中高生向け書いた人間関係論。「なんとなく普段から感じているけれども、言語化することが出来なかったこと」をうまく説明してくれているように思え購入。分類が難しいが、とりあえず随筆の一種として扱うことにする。
アルゼンチンの作家・小説家。購入の理由はイタロ=カルヴィーノさんの短篇集と同様。しかし、仕方がないことだが「小説・随筆」の棚だけ突出して冊数が増えていく。他のジャンルと比較して読みやすく、結果読了するスピードも早いからである。本来、特に小説だけが好きなわけじゃないのだけれど。
「イタリアの小説家、SF作家、幻想文学作家、児童文学作家、文学者、評論家。20世紀イタリアの国民的作家」(Wikipediaより)。木原善彦『実験する小説たち』をブックガイドとして、比較的最近の作家さんたちを読み始めようと思い、選ぶ。例によって短篇集。
「コラージュ小説」3部作の1巻目。ブルトンの『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』と一緒に置いておきたいなあ、と思っていたところ文庫化されているのを知りさっそく購入。コラージュの技法は強いイメージ喚起力を持ち、超現実主義と相性が良い。あと「怪鳥ロプロプ」が可愛い。
『ナボコフのロシア文学講義』の冒頭で扱われている「外套」を読むために。ゴーゴリの他にはツルゲーネフ・ドストエフスキー・トルストイ・チェーホフ・ゴーリキーの作品が取り上げられており、未読の作品も多い。ちなみに『ナボコフの(世界)文学講義』の方に登場する小説家はオースティン・ディケンズ・フロベール・スティーヴンソン・プルースト・カフカ・ジョイスである。
例によって短篇集。書架を眺めてみるとボルヘス・ルイス=キャロル・カフカ・アンブローズ=ビアスなどといった著者の本があり、そこにエドガー=アラン=ポーが加わってもさほど違和感がない。怪奇・幻想・諧謔といった特徴を持った作品が好みなのだなあ、と自覚する。となると一冊も持っていない「悲劇」は苦手な分野なのかしら。
『幻獣辞典』『怪奇譚集』と似たような構成で、古今東西の文献から「夢」についての記述を集めたアンソロジー。文庫版が発売されていたので実店舗で購入。『脳は眠らない 夢を生み出す脳の仕組み』を読み進めており、合間の息抜きとして読むのにちょうど良さそう。
あまりにも有名な探偵小説なので内容については割愛。この手の「傑作選」「アンソロジー」の類は本当に便利。『完訳版 シャーロック・ホームズ全集(全14巻)』などといったものを揃えはじめると資金面や保管場所の問題がバカにならぬ。
ルーマニアの作家・思想家。最近「反出生主義」という言葉を知り、その流れでシオランの代表作である本書を読みたくなって購入。「生きるとは何か」という問いを突き詰めていけば遅かれ早かれたどり着く考え方だろうし、その克服の仕方(克服する必要があるかどうかも含め)を模索するために。
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』の中でエーコの対談相手となったカリエールは、『珍説愚説辞典』やら『万国奇人博覧館』などといった妙に心惹かれるタイトルの本を書いている。私にとっては『幻獣辞典』『奇譚異聞辞典』などと並べて置きたくなるような分類の書物である。奇人たちの、ほとんど狂気と紙一重のエピソードが面白い。
『宮沢賢治詩集』に続く2冊めの詩集には、ケストナー『人生処方詩集』を選ぶ。平易かつ具体的な言葉で書かれているので理解しやすくて良い。タイトルの通り、人生の苦悩に対する「家庭常備薬」のような役割を目指した作品群である。
「小説,随筆」の棚には詩・小説・随筆・自伝の類を収めているのだが、そういえば戯曲については未だノータッチであった。『演劇概論』を参考にしながら適当に興味惹かれたものを選ぶことにしよう。最初の1冊は『セールスマンの死』。シェイクスピアなどと違い比較的最近の作品で、取っ掛かりには良さそう。
世界で最も有名な童話集。初版と第七版では内容が少し異なるようだが、改変の度合いがより少ないであろう前者を選ぶ。『遠野物語』など読むと情景が浮かびやすいのだが、ヨーロッパの民話は今ひとつイメージが湧きづらい。もう少し西洋史を学ぶ必要を感じる。
「自伝」の棚に入れる本、残り1冊は「活動家」のマルコムX。若い頃この本を読んで感動し、自伝といえば『マルコムX自伝』が真っ先に思い浮かぶほどである。昔持っていた物はすでに手元になく、これもネットで古本を探す。……1円で売られていました。安く手に入ったは良いのだけれども、何となく悲しい。
「自伝」6冊目には「音楽家」を選ぶ。著者はアメリカ合衆国のトランペット奏者で「ジャズの帝王」と呼ばれることもあるジャズ界の重鎮らしい。「らしい」という言い方で分かる通り私は音楽には疎く、マイルス=デイヴィスさんのことも全く存じ上げない。ではなぜ彼の本かと言えば自叙伝としての評価が高かったからである。
「自伝」の5冊目にはロシア生まれの「小説家」、ナボコフさんを選ぶ。「本箱」の空きを考えると、この分野で買える本は残り1、2冊が限度だろうか。購入予定書籍を含めると蔵書数がすでに500冊に達してしまっているので、所有する書物の選別をますます厳しくしなければなあ……。悩ましいところである。
『自省録』『フランクリン自伝』『孤独な散歩者の夢想』の3冊を読み終わったので「自伝」の分野を少し補強する。「皇帝」「政治家」「哲学者」と来て、次は「物理学者」ファインマンさんを選んだ。あとは「小説家」の自伝も欲しいのだが、誰にしようかしら。
2018年1月に出版されたばかりの本。『奇譚異聞辞典』の現代版とでもいうべき内容で、戦後から現代までの怪異譚を収集したもの。著者は公務員として働きながらこの本を書き、当初は同人誌として発表したそうだ。三段組で全500頁、項目数は1000を超える。
1967年に出版された『Cuentos breves y extraordinarios 』の日本語版が文庫本になったので、早速買う。ボルヘスとカサーレスが古今東西の幻想文学から92篇の短い物語を選び、まとめたもの。アドルフォ=ビオイ=カサーレスはアルゼンチンの小説家でボルヘスの友人である。「物語の精髄は本書の小品のうちにある。」(「緒言」より)。
1719年に出版された「無人島もの小説」の元祖。人には無人島生活への憧れがあるらしく、このテーマを扱った文芸や映画は数多い。特に日本の都市部などという人の多い場所に住んでいると、なおさらである。そう言えば「MINECRAFT」も、ある意味無人島ゲームと言えるだろうか。
子供の頃よく読んだ筒井康隆さんの小説、1冊本棚に入れておこうと思い、選んだのがこれ。作風の幅が広い作家だが、その中でも超現実的かつ幻想的な話を集めた短篇集。解説は臨床心理学者である河合隼雄さん。
「持つ本を500冊程度に抑える」という目標があるため、「本箱」に入れるかどうか長らく迷っていた一冊。幼少期にこの物語やトールキンの『ホビットの冒険』などで読書好きになった、という感傷的な理由からリスト入り。ついでに言えば「メタフィクション」に興味を持つことになった契機でもある。