藤亮一・小学館辞典編集部『標準語引き 日本方言辞典』小学館

比較的安価な値段で手に入る、本格的な方言辞典。標準語見出しで引くと、対応した方言を知ることができる。ページ数は1500、収録語数はおよそ15万項目。方言の意味自体はインターネットの検索で知ることができるが、やはり確かな出典を確認するために、紙の辞典が必要不可欠である。

時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』岩波書店

辞典というよりも「読み物」に近い、と思うほどに解説が面白い。「人は見目より只心」の項目にはこんな事が書いてある。「相手が美人でない場合にこのことわざを用いると、暗に相手の不器量を言っているかのように誤解されることがあるので、実際に使うに際しては注意が必要だ」。

田部井文雄(編)『大修館 四字熟語辞典』大修館書店

小ぶりながら使いやすそうな四字熟語辞典。2004年刊・収録語数2653。特色は「近現代の著名な作家・学者・評論家・ジャーナリスト等の実際に用いた用例を、できるだけ豊富に収録した点にある(序文より)」とのこと。

ジャン=クロード=コルベイユ & 2 その他 『絵でひく英和大図鑑 – ワーズ・ワード コンパクト版』同朋舎

1997年に刊行されたユニークな図鑑。すでに絶版かつ出版社に在庫もないらしい。語彙を増やすのにちょうど良さそうな内容で、前々から欲しいとは思っていた。最近、800円ほどで売られているのを発見して購入。

中村幸弘『ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 携帯版』ベネッセコーポレーション

高校生向けの学習用古語辞典。高校卒業時に売り払われるようで、1円で売られている。

前田富祺(監修)『日本語源大辞典』小学館

日本語の語源学は想像していたよりも研究が進んでいないようで、この辞典でも複数の学説を併記する方法が採られている。語源説が5つも6つも並ぶので役立つかどうかは微妙だが、これは著者の責任ではない。

大内兵衛・谷川徹三・朝永振一郎・久松潜一・務台理作監修『世界名著大事典(全8巻)』平凡社

古今の「名著」と呼ばれる本を解題した事典で、項目数およそ11,000点。1960年に出版された。世の中にどんな本が存在するものか、おおまかに知ることができる。古本を一万円ほどで購入。

松田 徳一郎(著, 編集)・東信行(編集)・豊田昌倫(編集)・原英一(編集)・&4 その他『リーダーズ英和辞典 第2版』研究社

収録語数が多いことに定評のある英和辞典。第2版が古本で安く売っていたので購入。定価8208円が数百円である。

陸爾奎・方毅・田中慶太郎『支那文を読む為の漢字典 』山本書店出版部研文出版

1915年に中国で出版された『学生字典(小学生用字典)』を和訳したもの。通称「支那漢」。日本語の辞書で引いても分からなかった熟語の意味が、これで調べると載っていることがある。

反対語対照語辞典編纂委員会(編)『活用自在 反対語対照語辞典』柏書房

「正義」の反対語は「不義」であって、“それぞれの正義”とかいったものではない。大変使いやすい辞典だが、不思議なことに執筆者名がない。編者「反対語対照語辞典編纂委員会」とあるだけだ。

新村出『広辞苑 第5版』岩波書店

国民的字引き。『日本国語大辞典(全14巻)』などといった巨大国語辞典も欲しいけれども、どう考えても置く場所がない。

井上宗雄『例解 慣用句辞典―言いたい内容から逆引きできる』創拓社

そんなに難しい語彙があるわけではなく、一般向け。案外間違って意味を覚えていたりもするので確認のために。実際問題、この本に載っている程度の慣用句を使いこなすことができれば、それで十分な気もする。

佐藤優・金子勝・近藤誠・湯川れい子・金田一秀穂・深澤真紀・吹浦忠正・清家篤・その他『現代用語の基礎知識 2015年版(通常版)』自由国民社

百科事典などには載っていない、最新のトピックを調べるのに便利。インターネットの登場で有用性がやや落ちたような気もするが、情報の精度や一覧性の優位はまだ揺らいでいないのかな。

大野晋・浜西正人『類語国語辞典』角川書店

シソーラス(類語辞典)。文章を書くときに大変役に立つ。もっと積極的に利用して語彙を増やさねばならぬ。『よくわかる文章表現の技術』によれば、日本で類語辞典が作られ始めたのはごく最近のことらしい。

長沢雅男 ・石黒祐子『情報源としてのレファレンスブックス』日本図書館協会

簡単な書誌。調べ物のお供に。書誌には様々なものがあり情報量の多いものほど高価に・分厚くなっていく。例えば日本図書館協会の『日本の参考図書』は27000円もする。凶悪な値段である。

森田良行『基礎日本語辞典』角川書店

日本語教師や翻訳家御用達の辞書で、基礎的な単語を深く掘り下げて解説する。